「定年離婚」を考えているのは夫より妻――。明治安田生活福祉研究所の調査でこんな結果が出た。子供がいる既婚女性では28.1%で男性よりも約10ポイント高く、老後の関係を巡る夫婦の温度差が浮き彫りになった。
2018年6月、結婚をテーマに、全国の40~64歳の男女を対象にインターネットで調査を実施し、1万2千人の回答を得た。
このうち既婚者(2709人)で自分や配偶者の定年を機に離婚を考えたことがある人の割合は、子供がいると女性28.1%、男性19.6%だった。子供がいないと女性13.3%、男性11.1%にとどまった。
定年離婚を考えた理由について尋ねると、女性は「退職後に毎日一緒に生活するのは耐えられない」が45.1%でトップ。男性は「妻からの愛情が感じられない・愛情を感じない」が37.6%と最も多かった。「配偶者の介護をしたくない」は女性8.5%、男性1.9%で差が開いた。
離婚はせずにお互いが必要以上に干渉しないで自立した生活を楽しむ「卒婚」に肯定的な割合は、男性56.4%に対し、女性は73.5%。男女ともに年齢が上がるにつれて前向きに考える人が多くなる傾向があった。〔共同〕
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