2019年3月26日(火)

中国12月景況感、2年10カ月ぶり低水準 節目の50割る

中国・台湾
2018/12/31 11:11
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【北京=高橋哲史】中国国家統計局が31日発表した2018年12月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月に比べ0.6ポイント低い49.4だった。4カ月連続の低下で16年2月(49.0)以来、2年10カ月ぶりの低い水準となった。米国との貿易戦争で輸出を中心に新規の受注が振るわず、製造業の景況感が悪化している。

PMIは製造業3000社のアンケート調査から算出し、生産や新規受注が50を上回れば拡大、下回れば縮小を示す。好不況を判断する基準である50を下回ったのは16年7月以来、2年5カ月ぶり。

低下が目立ったのは輸出入に関連する指数だ。輸出に限った新規受注は前月比0.4ポイント低下の46.6と、7カ月連続で節目の50を下回った。一方、輸入に限った新規受注も同1.2ポイント低い45.9となり、6カ月連続の50割れとなった。

7月以降、トランプ米政権が中国からの輸入品に追加関税をかけ、中国も米国からの輸入に制裁関税を適用し、貿易戦争が激しくなっている。中国の輸出入にかかわる産業が幅広く打撃を受けており、景況感の悪化が続いている。

国家統計局の趙慶河・高級統計師は「国際的な貿易摩擦の激化や、グローバルな経済成長の減速といったさまざまな要因の影響を受け、中国の製造業の発展環境は安定しつつも変化が起きている」との分析を示した。

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