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ラグビーW杯に集う世界のスター 妙技競い合う

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2019/1/2 6:30
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 屈強なFWが果敢な突進で敵陣を突破する。バックスは正確無比なキックや、快足を生かして縦横無尽に走り回る。観客をうならせるワールドカップ(W杯)に集う世界のスターたち。4年に1度の大舞台で自らの妙技を競い合う。(谷口誠)

バレット、攻撃的SO 王国の要

W杯日本大会は「ボーデン・バレットの大会」になるのかもしれない。3連覇を目指すニュージーランド代表の攻撃的SOはキックを効果的に使うゲームコントロールや、WTB並みの走力で知られる。2016年、17年と世界最優秀選手にも選ばれた。

W杯日本大会は「ボーデン・バレットの大会」になるのかもしれない=共同

W杯日本大会は「ボーデン・バレットの大会」になるのかもしれない=共同

昨年10月、オーストラリアとの定期戦ブレディスロー杯で来日、その妙技を披露した。前半、自陣中盤から相手裏のスペースへ蹴り込んだボールは22メートルライン手前で測ったようにストップ。処理を焦った豪州選手のノックオンを引き出した。

後半、スクラムからのボールを逆サイドにいたWTBへパス。後ろから回り込んで右手1本でボールを再び受け、快足を飛ばしてトライ。しかもニコニコと笑いながらだ。「トライは計画通り。新しいプレーに挑んでいて、実行できてよかった」

代表デビューは12年。15年イングランド大会で先発は1試合だけだったが6試合に出場。大会後に世界的スターのダン・カーターが代表から退くと10番を受け継ぎ、不動のものとした。

玉にきずといえるのが、ゴールキックに波があることか。昨年9月、2点差で競り負けた南アフリカ戦で6回中2回しか決められず、戦犯の責めを負った。逆に見れば、王国の浮沈の鍵は、27歳のSOが一手に握っているともいえる。

8人きょうだいの次男で、弟2人も代表。昨年11月のイタリア戦では3人そろって先発した。「(選手だった)父が楽しんでプレーしていた。兄弟でたくさん練習して、何よりもラグビーが楽しかった」。日本で再び笑顔のスーパープレーを見せる。

レイドロー、正確無比 試合操る

レイドローは前回大会の日本戦でも活躍した(2018年11月の南アとの試合前)=ロイター

レイドローは前回大会の日本戦でも活躍した(2018年11月の南アとの試合前)=ロイター

狂いのない正確なキックと冷静なゲームメーク。そして端正な顔つき。この男の名前を聞けば、日本が唯一黒星を喫した15年W杯の記憶がよみがえってくる人は多いだろう。スコットランドのSHとしてチームを統率するグレイグ・レイドロー。再び1次リーグで対戦する今年のW杯でも日本に立ちはだかる厄介な相手だ。

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