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箱根駅伝に集う「エース」 熱い思い胸に力走誓う

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2019/1/1 6:30
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1月2、3日に行われる東京箱根間往復大学駅伝には、今年も学生長距離界を代表する選手が数多くエントリーした。エースと呼ばれるランナーたちは、過去の悔しさやチームへの思いを胸に区間トップを狙う。今大会は当日変更による起用を見越し、有力ランナーをあえて補欠に回す強豪校も多い。

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実績十分の塩尻、2区で雪辱期す

学生最強と呼び声の高いランナーが4度目の「花の2区」に挑む。順大の塩尻和也(4年)は3000メートル障害で2016年リオデジャネイロ五輪に出場し、18年夏のアジア大会(インドネシア)では銅メダルを獲得。抜群の実績を誇るものの、過去の箱根では最高で区間5位と満足いく結果を残せていない。「大学最後のレースなので、悔いなく走りたい」と区間賞を目指す。

学生最強と呼ばれる塩尻(下段中央)は、おっとりした性格ながらレースでは高い集中力を発揮する

学生最強と呼ばれる塩尻(下段中央)は、おっとりした性格ながらレースでは高い集中力を発揮する

2区は23.1キロの最長区間というだけでなく、戸塚中継所までの残り3キロに急坂が控える。これまで長距離にやや苦手意識があった塩尻は「前半が速い入りになり、後半までもたなかった」という課題を過去、なかなか克服できずにいた。そこで今季は「夏場から(長い)距離に対応するような練習を例年より増やした」結果、持ち味の効率的な走りを終盤まで保てるようになってきたという。

ハーフマラソンの距離で争った18年10月の箱根の予選会では、日本人トップの1時間1分22秒という好タイムを記録。「レースをうまくコントロールできるようになってきた」と長門俊介監督も成長に目を細める。チームは前回、わずか14秒差でシード権を逃した。「あまり自分は口で言うタイプではない」という、おっとりした性格の持ち主は「シード権を後輩に残せる機会。しっかりやっていきたい」と強い決意で挑む。

留学生ランナーによる「ごぼう抜き」も風物詩となっている2区。今回も拓殖大のワークナー・デレセ(4年)、日本大のパトリック・マゼンゲ・ワンブィ(4年)がエントリーした。前回2区で8人抜きを果たしたデレセ、2大会ぶり出場のワンブィはハイペースで押していく可能性がある。どんな順位でたすきを受け取るかで、他の日本人ランナーの走りにも影響を与えそうだ。

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