2019年5月24日(金)

スペシャル

フォローする

箱根駅伝に集う「エース」 熱い思い胸に力走誓う

(1/2ページ)
2019/1/1 6:30
保存
共有
印刷
その他

1月2、3日に行われる東京箱根間往復大学駅伝には、今年も学生長距離界を代表する選手が数多くエントリーした。エースと呼ばれるランナーたちは、過去の悔しさやチームへの思いを胸に区間トップを狙う。今大会は当日変更による起用を見越し、有力ランナーをあえて補欠に回す強豪校も多い。

【関連記事】青学大、5連覇狙う最強軍団 平成最後の箱根駅伝

実績十分の塩尻、2区で雪辱期す

学生最強と呼び声の高いランナーが4度目の「花の2区」に挑む。順大の塩尻和也(4年)は3000メートル障害で2016年リオデジャネイロ五輪に出場し、18年夏のアジア大会(インドネシア)では銅メダルを獲得。抜群の実績を誇るものの、過去の箱根では最高で区間5位と満足いく結果を残せていない。「大学最後のレースなので、悔いなく走りたい」と区間賞を目指す。

学生最強と呼ばれる塩尻(下段中央)は、おっとりした性格ながらレースでは高い集中力を発揮する

学生最強と呼ばれる塩尻(下段中央)は、おっとりした性格ながらレースでは高い集中力を発揮する

2区は23.1キロの最長区間というだけでなく、戸塚中継所までの残り3キロに急坂が控える。これまで長距離にやや苦手意識があった塩尻は「前半が速い入りになり、後半までもたなかった」という課題を過去、なかなか克服できずにいた。そこで今季は「夏場から(長い)距離に対応するような練習を例年より増やした」結果、持ち味の効率的な走りを終盤まで保てるようになってきたという。

ハーフマラソンの距離で争った18年10月の箱根の予選会では、日本人トップの1時間1分22秒という好タイムを記録。「レースをうまくコントロールできるようになってきた」と長門俊介監督も成長に目を細める。チームは前回、わずか14秒差でシード権を逃した。「あまり自分は口で言うタイプではない」という、おっとりした性格の持ち主は「シード権を後輩に残せる機会。しっかりやっていきたい」と強い決意で挑む。

留学生ランナーによる「ごぼう抜き」も風物詩となっている2区。今回も拓殖大のワークナー・デレセ(4年)、日本大のパトリック・マゼンゲ・ワンブィ(4年)がエントリーした。前回2区で8人抜きを果たしたデレセ、2大会ぶり出場のワンブィはハイペースで押していく可能性がある。どんな順位でたすきを受け取るかで、他の日本人ランナーの走りにも影響を与えそうだ。

  • 1
  • 2
  • 次へ
保存
共有
印刷
その他

電子版トップスポーツトップ

スペシャル 一覧

フォローする
けが人続出の状況でも2大エースの一人、カリー(右)が大活躍。ウォリアーズの自信に満ちたプレーは変わらない=ロイターUSA TODAY Sports

 2018~19シーズンのNBA(全米バスケットボール協会)王者を決めるプレーオフも大詰めに近づいている。西カンファレンスではゴールデンステート・ウォリアーズ、東カンファレンスではミルウォーキー・バッ …続き (5/20)

住む地域にウルトラマラソンができたのだから、避けるわけにはいかないではないか=撮影・池田博一撮影・池田博一

 ランナーはいったい何キロ走れば満ちたりるのだろう。ランナーである私が問うのもおかしなことだが、ランナーは何キロ走れば気が済むのだろう。
 東京マラソンの発足をきっかけに爆発的なランニングブームが起こり …続き (4/3)

7日のサンダー戦で渡辺(右から3人目)は日本選手として初の2桁得点を挙げた=APAP

 米プロバスケットボールNBA、グリズリーズとツーウエー契約を結び、日本選手で2人目のNBA選手になった渡辺雄太が徐々に力を発揮し始めている。
 2018年10月27日のサンズ戦でデビュー。その後はなか …続き (2/11)

ハイライト・スポーツ

[PR]