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エジプト治安当局、急襲作戦で過激派40人殺害

前日には観光バステロ

【カイロ=飛田雅則】エジプト治安当局は29日、首都カイロ近郊のギザ周辺やシナイ半島などで過激派の拠点を急襲し、過激派40人を殺害した。同国内務省が同日発表した。前日にはギザで爆弾の爆破で付近の観光バスに乗った外国人客ら4人が死亡した事件が発生した。主要産業の観光業への悪影響を抑えるため強硬措置を取ったもようだ。

AFP通信によると、過激派が観光施設や政府機関などに対する連続攻撃を計画しているとの情報を、当局が入手したため急襲作戦を実施したという。ただ、観光バスを狙った事件の取り締まりとの直接の関係はないとしている。

28日の観光バス爆破事件は観光地ピラミッドから数キロメートル離れた地点で発生した。爆弾が通り沿いの壁に仕掛けられており、バスが通過した際に爆発した。治安当局によるとベトナム人3人とエジプト人ガイドの合わせて4人が死亡した。同事件で日本人観光客が巻き込まれたとの情報は出ていない。

エジプトでは2011年の民主化運動「アラブの春」以降の治安悪化でイスラム過激派によるテロがいまだに続いている。ただ、ロイター通信によると外国人観光客が犠牲になるのは17年夏以来という。

断続的なテロにより観光業が打撃を受けたため、シシ政権は取り締まりを強化。足元では外国人観光客の数は回復しつつある。28日の事件で観光業への影響が懸念されていた。

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