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国会議員の「依頼」で看護学科に合格、29人飛び越え

東京医科大が女子や多浪生らを不利に扱った入試不正を調べていた第三者委員会の報告書は、臼井正彦前理事長が国会議員の「依頼」を受け2013年の看護学科の一般入試で特定の受験生を合格させていたと明らかにした。

記者会見で謝罪する東京医科大の林由起子学長(右)(11月7日、東京都新宿区)

臼井氏は特定の受験生の受験番号を職員に伝え、合否判定で「どうにかしてもらいたい」と指示。その際、国会議員(匿名)から依頼されたと伝えた。結果的に受験生は成績上位29人を飛び越えて合格したという。

また、ある人物が別の国会議員(同)に受験生の名前と受験番号を書いたファクスを送信したが、臼井氏の保管資料にそのファクスがあったという。調査にその人物は「何らかの有利なことがあるのではないかと期待した」と回答した。

東京医大の教授や監事らも臼井氏に特定の受験生の受験番号などを伝達。臼井氏作成のメモには名前と受験番号が列記され、名前の横には「1000」「2000」「2500」との数字があり「もし入学を許されたら大学のために寄付は3千万円を用意するつもり」と書かれた手紙も見つかったという。こうした状況を踏まえ、第三者委は「個別の(得点)調整と寄付金の間に何らかの関連性があった可能性がある」と指摘している。

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