2019年3月25日(月)

時間割や学年、廃止検討 名古屋市、教員ら勉強会

中部
2018/12/28 19:37
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名古屋市は28日、市立小、中学校での時間割や学年の枠を廃止した授業の導入に向け、教員らが参加する勉強会を初めて開いた。子供の個性に応じた教育を実現するのが狙いで、いじめが減るなどの効果も期待できるという。市は来年度にも一部での試行を目指す。

市立小、中学校での時間割や学年の枠を廃止した授業の導入に向け、教員らが参加して開かれた勉強会(28日午後、名古屋市)=共同

市は、オランダで普及している「イエナプラン」と呼ばれる教育法を参考に検討。国内では私立小学校で同様の仕組みを取り入れる動きがあるが、公立学校に導入した例はないという。

勉強会には、教育の専門家や市立学校、幼稚園の教員ら約180人が参加し、河村たかし市長が「子供がのびのび好きなことをやれるようにしよう」とあいさつした。

教員らの議論は非公開で実施。市教委によると、「イエナプランでどのような大人に育つのか知りたい」といった質問が出たほか、アンケートでは「本気でやるならオランダに教員を派遣すべきだ」などの意見が寄せられた。

日本イエナプラン教育協会(東京都)によると、同プランは教室に異なる学年の子供が混在し、全員が車座で対話や議論をする時間を設けるのが特徴。教科書を使った学習は、各自が計画を立て自習するのが基本となる。年齢や知識量が異なる子供たちが一緒に過ごすことで、お互いの違いを認めて多様性を尊重するようになるほか、学習意欲の向上も見込めるという。

日本では来年4月、国内で初めてイエナプランを導入する私立小学校が長野県佐久穂町に開校する予定。

〔共同〕

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