2019年1月19日(土)

1億円のえびす像、ディスコ体験… 平成最後の福袋

小売り・外食
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2018/12/28 16:53
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1億円のえびす像や、1千万円相当の宝飾品……。名古屋の百貨店などが2019年の新春初売りに合わせ、豪華さを演出した平成最後の福袋を売り出す。ディスコで家族や友人を招き、ディスクジョッキー(DJ)の技を披露できる体験型商品などバブル期のような福袋も用意。19年の商戦を占う初売りの出足に期待をかけている。

名古屋三越は平成で最高額となる1億円の純金製えびす像を売り出す(名古屋市)

名古屋三越は平成で最高額となる福袋を売り出す。重さ15キロの純金製えびす像だ。「本来なら1億3千万円に相当するので、2割以上お得です」(同店)という。住友林業や三井ホームと組んだ戸建ての福袋も前年より3倍の9戸用意した。担当者は「お値打ちで毎年抽選し、完売になるほど」という。消費増税前とあって例年より多く用意して初売りを盛り上げる。

JR名古屋高島屋の目玉は31点で1千万円相当のダイヤモンドやエメラルドなどのアクセサリーを詰めた福袋1点を500万円で販売する。中古ブランド品流通大手のコメ兵も名古屋本店で若者に人気のブランド「Supreme」の商品13点を入れた福袋を初めて企画し、1700万円で売り出す。エルメスのバーキンなど人気ブランド品を詰め込んだ2019万円の高額福袋も用意した。

松坂屋名古屋店は平成を象徴するバブル期を体験できる福袋を初めて企画した。ディスコ「マハラジャ名古屋」(名古屋市中区)でDJプレイを披露し、友人らと一緒に盛り上がることができる。名鉄百貨店本店は刷新改装のため19年8月で営業を終了する「名鉄犬山ホテル」の宿泊プランを用意した。

年末にかけて株価が乱高下し、初売り商戦にも影が差す恐れもあるが、百貨店の間では富裕層の高額消費が持続することへの期待が大きい。足元では高額品の販売に株価動向の影響は出ていないというが「『平成最後』をキーワードにして初売りを盛り上げたい」(名古屋三越)という。(広沢まゆみ)

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