学歴と人生の格差(9) 都市と地方の分断に重なる
吉川徹 大阪大学教授

やさしい経済学
2018/12/31 2:00
情報元
日本経済新聞 電子版
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地方消滅がいわれ始めて数年になります。消滅の根拠として挙げられたのは、出産適齢期の若年女性が少なくなり、人口が東京に一極集中するという推計でした。現役世代の学歴構成を考えることは、この問題を理解する手掛かりにもなります。例えば、島根県と東京都の現役世代の学歴構成を比較すると、東京都では大卒層が64.8%を占めるのに対し、島根県では37.6%にとどまります(2010年の国勢調査)。

ここには大学進…

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