豪ウッドサイド、LNGプラント増強の基本設計に着手

2018/12/27 20:15
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【シドニー=松本史】豪エネルギー大手、ウッドサイド・ペトロリアムは27日、豪北西部の液化天然ガス(LNG)プラント「プルート」で追加設備の基本設計を始めると発表した。2020年の最終投資決定、24年の生産開始を目指す。12年に稼働した既存のプルートの生産能力は現在490万トン。新設備は500万トンの予定で、実現すれば能力が倍増する。

ウッドサイドのピーター・コールマン最高経営責任者(CEO)は「プルートの追加設備の基本設計入りは、西オーストラリア州北部のLNG生産拠点の発展に向けた重要な一歩だ」と述べた。

ウッドサイドは豪州でプルートのほか、「ノースウェストシェルフ」「ウィートストーン」のLNG事業に参画。17年12月期のLNG生産量は約688万トンだった。増産に向け6月にウィートストーンで追加設備を稼働させたほか、権益を75%まで拡大した豪北西部沖の大型ガス鉱区「スカボロー」も20年までの最終投資決定を目指している。

オーストラリアは19年、カタールを抜いてLNG輸出量で世界首位に立つ見通し。ただ、25日に生産開始した英蘭ロイヤル・ダッチ・シェル主導の「プレリュード」以降、大型のLNG設備で最終投資決定に至ったものはなく、首位は短期に終わるとみられている。

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