静岡県小山町、ふるさと納税受け入れ1月から中断
静岡県小山町は27日、ふるさと納税の受け入れを2019年1月から中断すると発表した。返礼品の金額が寄付金の最大4割だったが、3割以下に引き下げる。3割超の返礼品を送る自治体は19年6月から、ふるさと納税制度の対象外になるのを踏まえ、早めに対応することにした。
同町は現在、6つの仲介サイトや電話などでふるさと納税を受け付けているが、12月31日で一時終了する。年明けから見直し作業を行う予定で、受け入れの再開時期は未定。返礼品は変えず、寄付金額の引き上げで返礼品金額の割合を引き下げる見通しだ。
同町は11月から、返礼品金額の割合が4割のアマゾンギフト券を用意するなどして、18年度のふるさと納税額は12月26日時点で180億円超に上った。これまでは「19年度から返礼割合を3割以下に引き下げる」としていたが、見直しを前倒しする。