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日本サッカー世界への挑戦

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19年の日本サッカー界、男女とも相次ぐ国際大会
サッカージャーナリスト 大住良之

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2018/12/29 6:30
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2018年は日本のサッカーにとって実り多い年だった。

何よりもロシアで開催されたワールドカップではアジア勢で唯一、1次リーグを突破。現在、国際サッカー連盟(FIFA)ランキング1位の強豪ベルギーを相手に世界を驚かせる試合ができた。

男子のU―19(19歳以下)代表、U―16代表、そして女子代表のなでしこジャパンは、すべてアジア予選を勝ち抜いて19年に行われる世界大会への出場権を獲得し、女子はU―20代表が8月にフランスで行われたU―20ワールドカップで優勝。U―17代表も11月にウルグアイで行われたU―17ワールドカップで大会創設以来6回連続の上位進出を果たした。クラブレベルでも、鹿島が17年の浦和に続いてアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で優勝を飾った。

アジアカップに向けた日本代表の合宿が始まった=共同

アジアカップに向けた日本代表の合宿が始まった=共同

では、19年はどうなるのか――。

森保一監督率いる日本代表は、1月にアラブ首長国連邦(UAE)で開催されるアジアカップ(決勝は2月1日)で5回目の優勝を目指す。中島翔哉、南野拓実、堂安律という「新ビッグ3」のシニアデビューの大会にかかる期待は大きい。

アジアだけでなく、19年は南米の王座にも挑戦する。6月にブラジルで開催されるコパ・アメリカ(南米選手権、決勝7月7日)だ。ただ、日本サッカー協会は「A代表で参加する」と発表したものの、Jリーグはこの期間に日程を入れており、どんなチームで参加できるのか、現時点では不透明と言わざるをえない。

9月から22年大会アジア2次予選

しかし「森保ジャパン」の最も重要な試合は、9月5日にスタートする22年ワールドカップ・カタール大会のアジア2次予選だろう。18年7月にワールドカップが終わったばかりというのに、もう次の予選が始まるのだ。前回と同様、23年アジアカップの予選も兼ねる大会。各組5チームで20年6月までに8試合を消化する予定だ。

なでしこジャパンにとって、フランスでのワールドカップは4年ぶりの世界大会出場になる=共同

なでしこジャパンにとって、フランスでのワールドカップは4年ぶりの世界大会出場になる=共同

男子のコパ・アメリカと同時期の6月には、フランスで女子ワールドカップが開催される(決勝7月7日)。16年のリオデジャネイロ五輪出場を逃したなでしこジャパンにとっては、4年ぶりの世界大会出場だ。アルゼンチン、スコットランド、そしてFIFAランキングで日本より上のイングランドと対戦する1次リーグをいい形で乗り切り、高倉麻子監督が丹精を込めて育ててきた新世代の選手たちの技巧を余すところなく発揮してほしい。

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