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急落・急騰演出する「プログラム」相場
日経平均、一時2万円回復

2018/12/27 13:37
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28日の大納会を目前に株式相場が大荒れとなっている。前日の米市場でダウ工業株30種平均が過去最大の上げ幅を記録し、27日の東京市場では日経平均株価が取引時間中に一時2万円の大台を回復した。直近5営業日を振り返ると、日中値幅の合計はダウで4100ドル、日経平均で2500円を超える。これだけ値幅が広がった裏には、その時々の値動きを増幅させる「機械」による運用の影響が見え隠れする。

「最悪の年末は避けられるかもしれない」――。27日、日経平均が2万円の大台を回復したことを受け、市場関係者からはひとまず安堵の声が漏れた。

大勢の買い物客でにぎわう百貨店のメーシーズ(22日、ニューヨーク)

大勢の買い物客でにぎわう百貨店のメーシーズ(22日、ニューヨーク)

もっとも、言いようのない不気味さは消えていない。米連邦準備理事会(FRB)の利上げなどを嫌気し、ダウが650ドル下げたのが24日。25日の米市場は休場だったが、日本市場では日経平均が1010円下げ、2万円の大台を割り込んだばかりだった。米クリスマス商戦の好調などが材料とされているが、それだけではこの値幅の大きさは説明できない。

市場では主に2つのプログラム取引が発動したとの見方が多い。

1つ目はニュースに応じて売買を自動判断する取引だ。26日の米市場でキーワードとなったのは「年末商戦」だ。取引開始前にアマゾン・ドット・コムはクリスマス商戦の販売が過去最高を更新したと発表した。同様にマスターカードも利用が過去6年で最高の伸びを記録したと発表。「小売り関係のデータや発表に反応するプログラムは多い」(外資系証券の電子取引担当者)とされる。ダウは24日終値に比べて65ドル高で寄りつき、5日ぶりに反発した。

2つ目は「トレンドフォロー」と呼ばれるプログラムだ。中長期の見通しではなく、取引時間中の売買注文や値動きを解析しながら追随するもので、CTA(商品投資顧問)などに多いとされる。小幅高で始まったダウの上昇に弾みがついたのは午後。買いが増えるに従って追随買いが増えるという循環が発生し、午後1時時点で2万2300ドル程度だったのがその後わずか3時間ほどで2万2800ドル台まで急騰した。

日本市場では特段、材料となるキーワードは出ておらず、米国市場の流れを引き継ぎやすい。もともとクリスマスを過ぎると売買は急減する傾向があるが、「海外からの注文も断続的に出ている」(国内証券)といい、少ない人手でも大量の発注が可能な機械取引は続いているようだ。

もっとも、プログラム取引が売買のトリガー(引き金)とする指標は数百種類あるとされる。今年2~3月の世界株の急落は「恐怖指数」と呼ばれる米VIX指数の急上昇に反応した売りだったとされる。「どの指標にどの程度反応するかは読めない」(前述の外資系電子取引担当者)ことが不安を増幅させている面もある。「2万円回復」で安心するのは時期尚早といえそうだ。(嶋田有)

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