カルバン・クライン、看板デザイナーが任期途中で辞任

2018/12/27 6:12
保存
共有
印刷
その他

【ニューヨーク=河内真帆】米アパレル大手のPVHは21日、傘下の主力ブランド「カルバン・クライン」のチーフデザイナーを務めていたラフ・シモンズ氏(50)が同日付で辞任したと発表した。2016年夏に鳴り物入りでスカウトした看板デザイナーだったが業績は振るわず、3年間の契約満了を待たずに事実上の更迭となった。

ラフ・シモンズ氏=AP

辞任を受け、カルバン・クラインは19年2月に予定していた秋・冬物のコレクション発表をとりやめた。

ベルギー出身のシモンズ氏は12~15年にフランスの高級ブランド、ディオールでチーフデザイナーを務めた著名デザイナー。カルバン・クラインでは性別の垣根を取り払う「ジェンダーレス」のスタイルを提案し、ファッション界に貢献した人に送られる賞を数多く受賞するなど業界内では高い評価を受けていた。

ただ、18年8~10月期のカルバン・クラインの売り上げは前年同期比2%減少。PVHのエマニュエル・キリコ会長兼最高経営責任者(CEO)は「価格が高すぎ、デザインも先鋭的すぎた。商業的に見合う製品に修正する必要がある」とシモンズ氏を批判していた。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]