2019年2月16日(土)

コンゴ民主共和国、一部地域で大統領選挙を3月に延期、野党の反発必至

中東・アフリカ
2018/12/27 2:31
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【カイロ=飛田雅則】アフリカ中部のコンゴ民主共和国(旧ザイール)の選挙管理委員会は26日、今月30日に予定されている大統領選挙について東部の一部地域で2019年3月まで延期すると発表した。エボラ出血熱の感染拡大やテロの懸念を理由にあげている。ロイター通信などが伝えた。

公正な選挙を求め、野党支持者は警官とにらみ合う(20日、コンゴ民主共和国の首都キンシャサ)=ロイター

選管は今月30日の選挙の結果を19年1月15日に発表し、新大統領が同月18日に就任するという予定の変更は公表していない。3月投票分は結果に反映させないもようで、投票が延期される東部で支持者が多い野党側の反発は必至だ。

現職のカビラ大統領は16年末の連続2期の任期切れ後も、選挙の実施について「準備不足」を理由に延期し居座ってきた。さらに選管は今月20日に、23日に予定していた選挙を30日に延期したばかりで、野党や若者が反発している。

連続3期を禁じる憲法に従いカビラ氏は不出馬を表明し、腹心のラマザニ前副首相兼内務・治安相を後継に指名。野党の2候補と争う構図となっている。一部地域の選挙の延期に加え、コンゴ政府は国連などの選挙監視団を受け入れていないため、公正な選挙が実施されるか懸念する声が広がっている。

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