/

ウクライナ、戒厳令を停止 3月に大統領選実施へ

【モスクワ=共同】ウクライナのポロシェンコ大統領は26日、国家安全保障防衛会議を開き、11月に黒海で起きたロシア当局によるウクライナ艦船の銃撃、拿捕(だほ)を受け、ウクライナのロシア国境沿いの一部地域に導入した事実上の戒厳令である「戦時状態」を停止すると宣言した。また、来年3月31日に予定通り大統領選挙を実施すると言明した。インタファクス通信などが伝えた。

ロシアでは、支持率が低迷し大統領再選が困難とされるポロシェンコ氏が緊張をあおり、超法規的措置を取ったとの見方が支配的。同氏が大統領選を延期するとの観測も出ており、26日が期限だった戦時状態の扱いが注目されていた。

ポロシェンコ氏は戦時状態下で軍部隊の配置転換や予備役招集を行い、クリミアを一方的に編入したロシアに対する防衛態勢を強化したと主張。大統領選を予定通り実施するため戦時状態を停止すると説明した。しかし30日間の戦時状態で政権基盤を強化したとは言えず、今後の対応が注目される。

ウクライナ側は、ロシアからの「総攻撃」の恐れを主張して警戒。一方、ウクライナ東部の一部を実効支配する親ロシア派武装勢力は、ウクライナ軍による「化学兵器攻撃」の動きがあるとして防衛態勢を強化、情勢は緊迫している。

ロシア当局の発表によると、ウクライナ海軍の艦艇3隻が11月25日、クリミア半島周辺でロシアが主張する「領海」を侵犯。停船命令に応じなかったため発砲し、3隻を拿捕。乗員24人のうち、3人が負傷した。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン