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福井知事「信頼に関わり残念」 中間貯蔵候補地 選定越年で

関西電力が使用済み核燃料の中間貯蔵候補地の福井県外での年内選定を断念したことに関し、福井県の西川一誠知事は26日、県庁に報告に訪れた岩根茂樹社長に「社長自身が地元に示されたことで(守られず)県民の信頼に関わり大変残念だ」と応じた。関電は2020年を念頭に早い段階で地点を示すとした。西川知事は「しっかりとお願いしたい」と強調した。

関電は今年5月までに大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)を再稼働した。西川知事に同意を取り付ける過程で、岩根社長は昨年11月に18年中の県外の候補地選定を約束していた。岩根社長は26日、西川知事に「様々な関係者と交渉し進展はしているが、現時点でお示しすることは今後の調整の支障になる。今後も全力で取り組む」と述べて陳謝した。

西川知事は「中間貯蔵や放射性廃棄物の問題は日本のみならず世界共通の課題で原発政策の根幹に関わる」と指摘。「国内(の原発)立地地域が同様の課題を有しており、国と事業者が連携してしっかりさせないといけない」と語り、関電に国の関与のもと県外候補地の選定を着実に進めるよう注文した。

また、大飯原発が立地するおおい町の中塚寛町長は「非常に遺憾である」とのコメントを発表した。中塚町長は「使用済み燃料プールの空き容量が刻々と減少する中で、事業者自らが設定した期限に公表できなかったことは、たとえいかなる理由があるにせよ、発電所と最も身近に生活する立地町との信頼関係を揺るがしかねない」とした。

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