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インド中銀総裁「唐突な辞任」が残す禍根

アジア・エディター 高橋徹

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辞任劇は唐突だった。インド準備銀行(中央銀行)のウルジット・パテル総裁が12月10日、短い声明を残して退任した。よくある「政府との確執」が背景とみられるが、中銀総裁が自ら職責を投げ出すのは異常事態といえる。トランプ米大統領も利上げを続ける米連邦準備理事会(FRB)に執拗な批判を繰り広げており、にわかに注目される「中銀の独立性」。古くて新しい命題に、今回の辞任劇が投げ掛けた教訓は何だろうか。

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経済が成長し目まぐるしく変化するアジアの国々。米国と中国の超大国同士の貿易摩擦が激しくなる中、その狭間に位置するアジアにも余波が及んできた。現地の政治・経済の今を切り取る。

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