2019年3月23日(土)

勝利のメンタリティー(山本昌邦)

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森保ジャパン、成長につながるアジア杯に

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2018/12/28 6:30
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2019年新年早々、サッカー日本代表はアジアカップを戦う。4年に一度、アジア・サッカー連盟(AFC)が主催して大陸王者を決める公式戦で、今回は1月5日から2月1日までアラブ首長国連邦(UAE)で開かれる。最多4回の優勝を誇る日本は、森保一監督が新旧の融合を進めており、格好の試金石となる。

5回目の優勝という結果はもちろん手に入れてほしいけれど、チームと選手に求めたいのは大会を通じて成長すること。成長の先に成功があるというイメージだ。

日本代表のチームと選手に求めたいのは大会を通じて成長することだ=共同

日本代表のチームと選手に求めたいのは大会を通じて成長することだ=共同

西野朗さんから7月にバトンを受け継いだ森保監督は充実の秋を過ごした。2列目に抜てきした堂安律(フローニンゲン)、南野拓実(ザルツブルク)、中島翔哉(ポルティモネンセ)が躍動。11月16日のベネズエラ戦に引き分けた以外はコスタリカ、パナマ、ウルグアイ、キルギスに3点以上のゴールを挙げて勝ってきた。

苦労しながらでも勝ち上がる

アジアの戦いはこうはいかない。互いに持ち味を出し合おうとする親善試合と違って、アジアカップで対戦する相手は1次リーグのトルクメニスタン(1月9日)、オマーン(13日)、ウズベキスタン(17日)にしても守備的、あるいは超守備的な戦いを仕掛けてくるだろう。そういう思い通りに事が運ばない試合を一つでも多く経験し、苦労しながらでも勝ち上がることに、この大会の価値はあるといえる。

前回までのアジアカップは16チームの参加で、4チームずつ4組に分かれてグループリーグを戦い、各組上位2チームが決勝トーナメント1回戦(ベスト8)に進めたので、どんな相手とトーナメントで対決するか、ある程度見通すことができた。

2列目に抜てきした堂安ら若手が躍動した=共同

2列目に抜てきした堂安ら若手が躍動した=共同

それが今回は24チームの出場となり、決勝トーナメント1回戦がワールドカップ(W杯)と同じベスト16になった。4チームずつ6組に分かれてグループリーグを戦い、各組上位2チームは無条件で決勝トーナメントに進めるが、3位からも4チームまで成績順に生き残れることになった。そのため、トーナメントの山形が複雑になり、決勝トーナメント以降の日本の対戦相手が読みづらくなった感は否めない。

その分、日本としてはスカウティングの網を広げ、どこが勝ち上がってきても遺漏なく戦える対策を立てておかなければならない。そういう準備力で日本はアジアの中でトップラクスの力を備えているのでぬかりはないと思うけれど……。特に難しいのは決勝トーナメントの1回戦。前回オーストラリア大会のハビエル・アギーレ監督もここ(ベスト8)でUAEに1―1からのPK戦で屈してしまった。

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