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日本はキャッシュレス後進国か(十字路)

2018/12/26 11:30
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日本は日常決済が現金本位でキャッシュレス化が遅れているといわれることが多い。確かに家計消費に対するカードや電子マネーでの支払いの比率を国際比較すると、日本は2割程度と低い。これがキャッシュレス化の後進国という悪印象につながるようだ。

だが決済をめぐる環境は国によってさまざまだ。銀行店舗やATMの配置など金融インフラが日本ほど整備されていない国もある。日本は決済の中核を金融機関が担い、銀行口座が普及している。家計の支払いにも振り込みや口座振替という口座間送金が広く利用される。キャッシュレスの実態を考えるには、この点を踏まえる必要がある。

金融庁が金融審議会に興味深い参考資料を示している。3メガバンクの個人給与受取口座における出金形態の分析だ。現金の引き出しは46%にとどまり、カードの決済を含む口座振替・振り込みでの出金が54%を占めている。そうであれば、日本をキャッシュレス決済の比率が低い国とは一概に言えなくなる。

実際に周囲を見ても、カードや電子マネーの普及は目覚ましい。現金よりキャッシュレス用カード満載で財布が膨らむ人も多い。国民は広くキャッシュレス手段を持ち、その上で自分なりの使い方をしている。高額の買い物はクレジットカード、教育費や公共料金は口座振替、少額支出は現金や電子マネーでというふうに。どう決済しようと、減るのは自分のお金。無駄遣いを恐れ、キャッシュレスの利用を極力避ける現金主義者もいるとみられる。

日本が現金大国といわれている一つの理由は、価値保蔵のために1万円札の需要が根強い点にある。決済面に限れば、国民の利便向上や生活感覚に即した脱現金化が順当に進んでいる。現状をキャッシュレス後進国と呼ぶのは一面的すぎる見方ではないか。

(損保ジャパン日本興亜顧問 中川洋)

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