トルコ新空港、移転延期 1月以降「段階的に」
【イスタンブール=共同】トルコの運輸インフラ省は25日までに、イスタンブールのアタチュルク空港から新空港への移転作業に関し、来年1月以降「段階的」に行うとの声明を出した。今年末を予定していた新空港への本格移転は延期となった。
新空港はエルドアン大統領主導の巨大事業で、完成すれば世界最大になると政府はうたう。当初は10月末の部分開港直後に本格移転する計画だった。しかし建設作業員のデモが発生するなどして予定が遅れ、移転は年末になるとしていた。
新空港では、首都アンカラなど数カ所を結ぶ便だけ運航中。成田空港を結ぶ便をトルコ航空が毎日運航するアタチュルク空港の運用は、当面続く見通し。
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