「無実、法廷で明らかに」 ケリー役員のコメント全文
保釈された日産自動車の元代表取締役、グレッグ・ケリー被告(62)は25日、弁護人を通じてコメントを出した。全文は以下の通り。

本日、私は、保釈によって外の世界に戻ることができました。思いもかけない容疑で逮捕されてから5週間が経過しましたが、この間、私は、病気のため苦しい拘置所生活を送ってきました。保釈後は、直ちに医師の診断を受け、治療、あるいは今年12月上旬に予定していた手術を受けたいと考えています。
そのような中、米国大使館をはじめ多数の人々から励ましをいただき、大変に感謝しています。中でも、妻と子どもたちの手紙や写真は、何ものにも代え難いものであり、私の気持ちを勇気づけてくれるとともに、家族の絆を再確認させてくれるものでした。みんな、ありがとう!
これから裁判が開始されると思いますが、私は、言われるような虚偽記載は一切やっていません。私が無実であることは、法廷の場で明らかにされていくでしょう。無罪の判決を受け、私の名誉が回復されて、一刻も早く家族のもとへ帰りたいと思っています。

日産自動車が選択を迫られている。
内田誠新社長のもと、業績をどう立て直すのか、筆頭株主である仏ルノーとの関係をどう再構築するのか。
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