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バイオ薬材料の新工場、ワイエムシィ、石川・小松に

分析装置などの製造を手掛けるワイエムシィ(京都市)は石川県小松市の小松事業所で、バイオ医薬品の精製工程で使う分離剤の新工場を建設する。20億円を投じて2020年春に稼働させ、生産能力を4倍に増やす。世界的なバイオ医薬市場の成長に伴う材料需要の拡大に対応する。

ワイエムシィが小松事業所で建設する新工場の完成イメージ

山村隆治社長が25日に石川県庁を訪ね、谷本正憲知事に工場新設を表明した。生産するのは培養細胞に含まれる不純物を分離する化学材料。がん細胞など特定の部位に作用するバイオ医薬品の精製に不可欠で、国内外の主要な製薬会社に供給している。

新工場は3階建てで延べ床面積約1400平方メートル。来年春に着工する。従業員20人を新規に雇用する予定だ。同社は昨年、小松事業所で10億円を投じて分離剤の生産ラインを設けたばかりだが、急速な需要拡大を受けて追加投資を決めた。

小松事業所は中核的な生産拠点。山村社長は小松市に立地する意義について「空港に近く海外から顧客を呼び込めるうえ、近隣に大学が多く人材確保にも向く。増産で世界への供給を増やしたい」と述べた。新工場の完成後、同市内でさらなる増設も検討するという。

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