2019年1月21日(月)

日産・ケリー被告 ゴーン元会長の右腕 法務・人事を掌握

ゴーン退場
自動車・機械
2018/12/25 20:00
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25日、保釈された日産自動車元代表取締役、グレッグ・ケリー被告(62)はカルロス・ゴーン元会長の信任が厚く、長く側近として仕えた。有価証券報告書の虚偽記載にも関わったとされ、その証言は日産とゴーン元会長双方の主張の裏付けに大きな影響を与える可能性がある。今後、どのような主張をするかが注目される。

ケリー役員は1988年に日産自動車の北米法人に入社した。81年から米国の弁護士事務所で勤務した経験を持ち、法務部の次席弁護士として採用された。93年からは人事部に移り、現地法人の幹部として本社の移転などにも携わった。

08年に日産自動車の執行役員に昇格した。同年にはゴーン元会長の秘書室の責任者となり、懐刀として重用されるようになったようだ。09年には人事・法務を統括する常務執行役員に昇格。「人事・法務を握り、事実上何でもできる立場にあった」(日産幹部)

12年には異例のスピードで代表取締役に抜てきされた。当時、代表権はゴーン元会長や西川広人現社長らが保持しており「非常に強い権限を持つゴーン元会長の右腕」(同)だったという。3社連合の統括会社でも人事関係を任されるなど権力を持っていた。

一方で、表舞台に立つことは少なく、日産社内でも印象に残る人ではなかったとの声がある。

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