2019年6月24日(月)

犠牲乗客5人の慰霊式 羽越線脱線事故から13年

2018/12/25 17:28
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山形県庄内町のJR羽越線で2005年、特急列車が突風で脱線、転覆して乗客5人が死亡し運転士を含む33人が重軽傷を負った事故から13年となる25日、現場近くで慰霊式が開かれた。遺族やJR東日本の深沢祐二社長らが参列し、慰霊碑に向かって黙とうをささげて献花。

羽越線脱線事故の慰霊式で献花するJR東日本の深沢祐二社長(右端)ら(25日午前、山形県庄内町)=共同

羽越線脱線事故の慰霊式で献花するJR東日本の深沢祐二社長(右端)ら(25日午前、山形県庄内町)=共同

事故は05年12月25日夜に発生。走行中の秋田発新潟行きの特急いなほ14号(6両編成)が突風にあおられて脱線し、横転した1、3両目が線路脇の小屋に突っ込んだ。

JR東は事故を教訓として、昨年12月、雨粒の動きから突風を探知するドップラーレーダーを用い、危険が予想される場合に列車を止める運転規制システムを導入。山形県内の羽越線と陸羽西線で運用している。

慰霊式後、深沢社長は報道陣に「事故の悲惨さを改めて感じた。二度とこのような事故を起こさないよう取り組む」と強調した。

当時28歳の娘を亡くした秋田市の男性(74)は高齢となり、参列を見合わせた。電話取材に「長い年月がたち、JRの事故対策は向上したと思う。少しずつ娘の死を受け入れられるようになった」と話した。〔共同〕

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