2019年3月21日(木)

JAL客室乗務員「機内で飲酒」 同社判断

2018/12/25 15:45
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乗務中の日本航空の女性客室乗務員(46)からアルコールが検出された問題で、日航は25日、「機内で飲酒したと判断した」とする調査結果を発表した。本人は飲酒を否定しているが、乗客に提供するシャンパンを飲んだとみている。日航は副操縦士が飲酒で実刑判決を受けた問題を受け、再発防止策を進めていたさなかだった。

客室乗務員の飲酒について記者会見する日航の安部映里執行役員客室本部長(25日午後、国交省)=共同

客室乗務員の飲酒について記者会見する日航の安部映里執行役員客室本部長(25日午後、国交省)=共同

新たな問題を受け、赤坂祐二社長は2019年1月分の役員報酬の20%を自主返上する。安部映里・客室本部長も10%を自主返上する。女性乗務員に対する処分も「厳正に実施する」としている。

日航によると、シャンパンのボトル(約170ミリリットル入り)を乗客に提供していないにもかかわらず、空のボトル1本がごみ箱から見つかった。また実験の結果、乗務員が口内を洗浄するために使ったとするマウスウオッシュや、機内で取った食事がアルコール検査の結果に影響を与えた可能性は認められないとした。

17年11月にも乗務中に同僚から「アルコール臭がする」などと指摘を受け、中身が半分ほど空いた瓶がトイレから見つかった事案があったことも判明。当時も飲酒を否定し、詳細な調査などは行われていなかった。

日航は出発前の検査に加え、今後は機内や到着時のアルコール検査を抜き打ちで取り入れるなどの対策強化を図る。

日航は20日、17日の成田発ホノルル行きの便に乗務中だった女性客室乗務員から、社内基準を超える呼気1リットルあたり0.15ミリグラムのアルコールが検出されたと発表していた。

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