医学部の定員超過を臨時で容認へ 入試不正受け文科相

2018/12/25 13:54
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医学部の不適切入試の救済措置として追加合格者を出す大学に対し、柴山昌彦文部科学相は25日の閣議後記者会見で、2019年度の医学部の入学定員を臨時で超過することを認める方針を明らかにした。各大学は追加合格を出す代わりに募集人員を削るとしてきたが、19年度の受験生に影響が及ぶことを懸念する声が出ていた。

柴山文科相は「教育環境が確保されることを条件に、不適切事案を認めた各大学の判断に基づき、募集人員の緩和を臨時的に認める」と述べた。19年度入試で定員を超過した人数分は、20~24年度の入試で募集人員を削り、解消してもらう。同省は各大学と協議を始める。各大学は新たな募集人員を19年1月に公表する。

文科省の調査では女子や浪人生を不利に扱うなどしていた東京医科大など9校の入試を「不適切」とし、同省の指摘に反論した聖マリアンナ医科大1校は「不適切の可能性が高い」とした。

既に東京医大が44人、順天堂大が48人、日本大が10人を追加合格とし、19年春の入学を認めると公表している。救済措置を検討中の大学もあり、追加合格者はさらに増える可能性がある。

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