2019年5月22日(水)

韓国軍、海自哨戒機にレーダー照射 日本政府が抗議

2018/12/21 23:00
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岩屋毅防衛相は21日、海上自衛隊のP1哨戒機が20日に日本海の能登半島沖で韓国海軍の艦艇から射撃する際に使う火器管制レーダーを照射されたと発表した。岩屋氏は「不測の事態を招きかねない極めて危険な行為だ。遺憾で再発防止を強く求める」と語った。日本政府は外交ルートで韓国政府に抗議した。

韓国によるレーダー照射の公表は初めて。2013年1月に東シナ海の公海上で中国海軍の艦船が火器管制レーダーを海自の護衛艦に当てた事例がある。

防衛省によると20日午後3時ごろ、韓国海軍の駆逐艦「クァンゲト・デワン」級が警戒監視活動に当たっていた海自厚木基地(神奈川県)所属のP1にレーダーを照射した。日本の排他的経済水域(EEZ)内で「島根県竹島(韓国名・独島)からは距離があった」という。

韓国国防省は「日本の哨戒機を追跡する目的でレーダーを運用した事実はない。誤解がないよう説明する」とコメントした。岩屋氏は21日夜、都内で「日韓関係に影響を与えないようにしたい。説明を聞きたい」と述べた。

日韓関係は日本企業への賠償命令が相次ぐ元徴用工訴訟を巡り冷え込んでおり、さらに悪化する可能性もある。

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