運賃先払いで混雑緩和 京都市バス、19年3月から

2018/12/23 6:00
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京都市は21日、市営バスの混雑対策として、車両の前方から乗車し後方から降車する方式を導入する方針を明らかにした。従来と異なり運賃は先払いとすることで、降車する際の停車時間の短縮が見込める。大型の手荷物を置くスペースの設置などの対策も導入。訪日外国人(インバウンド)の増加によるバス混雑の緩和につなげる。

観光地行きであることを多言語で知らせる

観光目的での利用を促すラッピングバスも導入(イメージ)

同日の市議会の産業交通水道委員会で示した。新方式は2019年3月から一部の路線で実施する。京都駅から清水寺や平安神宮など観光客に人気の施設をめぐる路線などで導入。順次、他の路線にも導入する方針だ。

降車時に運賃を支払う現行方式では、観光客らが降りるバス停に迷い降車口付近を塞いでしまう傾向があった。17年に新方式の実証実験を実施し、停車時間の短縮や乗客の車内でのスムーズな移動など効果が認められたという。

バスの後部座席を取り外し、観光客が大型の手荷物などをまとめておけるスペースを確保する取り組みも始める。観光目的の利用に適した路線には、英語や中国語など多言語表記でその旨が分かるようにするラッピングバスを導入。生活路線の混雑緩和を図る。

京都市は訪日外国人の増加などで市内の混雑が課題になっており、住民の生活への影響が懸念されている。

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