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韓国・文政権、不支持率46%に 支持と初逆転

【ソウル=鈴木壮太郎】韓国ギャラップが21日発表した世論調査によると、文在寅(ムン・ジェイン)政権の不支持率は46%となり、2017年5月の政権発足以来、初めて支持(45%)を上回った。経済の減速で雇用情勢が悪化しているが、有効な手を打てない政府にいらだちを強める若い男性が不支持に回った。

文政権を評価しない理由として最も多かったのが「経済・国民生活問題の解決不足」で47%に上った。これまで肯定評価の最大ポイントだった「北朝鮮との関係改善」は27%にとどまった。

文政権は朴槿恵(パク・クネ)前政権を弾劾に追い込んだ40代以下の世代の支持を受けて発足した。保守政党の支持層である50代以上の不支持はもともと多かったが、最近は若い男性が不支持に転じている。

支持率を性別・年齢別にみると、19~29歳の男性は不支持が45%と、支持(41%)を上回った。同年代の女性は支持が67%と高く、不支持が24%にとどまるのとは対照的だ。

別の世論調査会社リアルメーターの調べでも同じ傾向が出た。20代男性の不支持は64%と、あらゆる階層のなかで最高。逆に20代女性の支持は64%と、これも最高だった。若い男性と女性で文政権への評価が真っ二つに分かれる理由として、同社は文政権でフェミニズムやジェンダーの問題に焦点が当たったことを挙げる。

文政権は男女格差の是正を掲げ、女性閣僚を積極登用した。社会ではセクハラ告発が相次ぎ政治家や公職者、文化人が追放された。就職でも男女の機会均等が進んだ。この結果、若い男性に被害者意識が広がり、「文政権の核心支持層から、核心不支持層へと変わった」(リアルメーター)。若い男性の支持低下は今後の政権運営にも影を落としそうだ。

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