東急建設が自在に動く運搬台車開発 工期を25%短縮

2018/12/21 11:44
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東急建設は狭い工事現場でもコンクリート部材などの重量物を自在に運搬できる台車を開発したと発表した。カーブや横移動などあらゆる方向への移動が可能。耐荷重は従来の3倍程度に高めた。千葉県の私鉄、新京成線の高架橋の架設工事で導入したところ、工期全体の25%に相当する5カ月分の短縮につながった。今後も土木や建築工事に取り入れ、生産性向上をめざす考えだ。

東急建設が高架橋の架設工事に導入した運搬台車

操舵(そうだ)機構への負荷を低減するアウトリガーと横移動装置を取り付け、直線以外の動きが可能になった。現場は家屋が密集しており、限られた用地内で施工する必要があった。従来高架上にレールを設置して部材を運んでいたが、地上運搬にすることで工期を20カ月から15カ月に短縮した。

千葉県、鎌ケ谷市、新京成電鉄の共同事業に導入した。約3.3キロメートルの鉄道区間で高架橋を架設し、7月に工事が完了した。台車には硬質なゴムタイヤを装着し、工場であらかじめ製造したプレキャスト部材などを最大27トン運べるようになった。

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