2019年6月27日(木)

代替わり関連費は総額166億円 前回比3割増

2018/12/21 10:37
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政府が21日に閣議決定した2019年度予算案で、天皇陛下の退位、皇太子さまの即位に関する皇位継承の式典関連予算は約144億円となった。18年度の関連予算などを合わせると総額約166億円。皇位継承関連の予算の全体像が明らかになるのは初めてで「平成の代替わり」より3割強増えた。人件費、資材価格の上昇などが響いた。

「正殿の儀」で即位を宣言される天皇陛下=1990年11月12日、皇居・正殿

皇太子さまが19年10月に臨まれる国事行為「即位礼正殿の儀」には約10億円を充てた。前回と同規模の2500人程度が招かれる予定で、儀式の様子を見守れるよう大型モニターを宮殿内に設置する。195カ国の元首や政府要人らを招待するための接待費として約50億円を盛り込んだ。

新皇后となる雅子さまと皇居周辺をパレードする「祝賀御列の儀」には約1億円。国産オープンカーの調達にも充当される。

19年11月の皇室行事「大嘗祭(だいじょうさい)」などの関連予算は約18億円を計上した。18年度分などと合わせた総額は約27億円で、前回より約4億円増えた。大半は大嘗宮の設営費で、宮内庁は柱や屋根材などを安価な素材に切り替えたが、物価の上昇を吸収しきれなかった。

警察庁は警備対策費用として約38億円を計上。テロ対策に必要な資機材が充実したことなどにより、4億円近い減額となった。

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