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大阪メトロ、万博会場の夢洲にタワービル 1000億円超

大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)は20日、2024年開業予定の夢洲(ゆめしま)駅の近くにタワービルを建設すると発表した。総工費は1000億円超で、24年の開業を目指す。ホテルやオフィス、商業施設が入る。大阪市で25年に国際博覧会(万博)が開催されることが決まり、会場となる夢洲に集客拠点をつくる。

夢洲で開発を計画しているタワービル(完成イメージ)

河井英明社長は記者会見で「大阪の発展に貢献する拠点にしたい」と意気込んだ。同社にとって大規模な不動産開発は初めてで、4月の民営化を象徴するプロジェクトになる。タワービルは50階を超える計画。スタートアップ企業などが集まる施設やエンターテインメント施設も設ける。1~2年以内に土地を取得したうえで、具体的な建設計画をまとめる。

心斎橋駅は織物で装飾する(改装後のイメージ)

また、24年度までに300億円を投じて、御堂筋線と中央線の主要15駅を改装する。新大阪駅は「近未来の大阪」、大阪港駅は「空中に浮いた旅する船」といったように駅ごとのコンセプトを決める。

梅田駅は壁面などにニュースが流れる(改装後のイメージ)

地下空間で音楽ライブやゲーム対戦競技「eスポーツ」などを楽しめるようにするほか、簡単な仕事ができるスペースを整備する。先端技術を活用し、乗客の購買・移動データの分析やゲートのない改札口の導入なども検討する。

鉄道の輸送能力も向上させる。同社は万博開催にあわせ、中央線をコスモスクエア駅から夢洲まで延伸する。295億円かけて中央線に30編成を導入する。万博は半年間で2800万人が来場すると見込まれる。運行便数を増やすことで「輸送能力を25%高める」(河井社長)。

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