2019年1月18日(金)

4人に介護放棄や身体拘束 鹿屋市、施設の虐待認定

九州・沖縄
社会
2018/12/20 18:44
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鹿児島県鹿屋市の住宅型有料老人ホーム「風の舞」で入居者7人が相次ぎ死亡した問題を受け、実態を調査していた市は20日、別の入居者4人に対する介護放棄や身体拘束といった虐待を確認したと明らかにした。7人については「虐待は確認できず、その有無に関して判断できない」とした。

入居者7人が死亡した問題について説明する鹿児島県鹿屋市の担当者ら(20日、鹿屋市役所)=共同

入居者7人が死亡した問題について説明する鹿児島県鹿屋市の担当者ら(20日、鹿屋市役所)=共同

市によると、8月から9月20日にかけて介護職員の8人全員が退職。虐待を認定した4人のうち3人は同20日以降、夜間の体位交換を十分にできず床ずれを発生させる介護放棄があったとした。

残り1人は必要な手続きを踏まずに1年ほど前から、入浴中を除きミトンを手にはめる拘束をした。4人のうち3人は既に他の施設に移った。

施設では11月半ばまでの約1カ月間で高齢女性7人が死亡。県は老人福祉法に基づく立ち入りなどの調査を実施し、今月7日に必要な人員の確保などを求める業務改善命令を出した。

市も高齢者虐待防止法に基づき、入居者や施設関係者から聞き取りをしていた。

市は11月の記者会見では、明確な虐待は認められないとしていた。その後に調査を継続して虐待の事実を認定したとして、今月19日に県に報告したという。〔共同〕

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