2019年1月17日(木)

看護師連れ去りで懲役4年 28歳男、地裁浜松支部

社会
2018/12/20 11:47
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浜松市の女性看護師が車ごと連れ去られ、静岡県藤枝市の山中で遺体が見つかった事件で、営利目的略取と逮捕監禁の罪に問われた住所不定の伊藤基樹被告(28)に、静岡地裁浜松支部は20日、「縁もゆかりもない女性を狙った無差別的な犯行で、社会に与えた不安感は極めて大きい」として懲役4年(求刑懲役7年)の判決を言い渡した。

山田直之裁判長は判決理由で「被害者が負った肉体的、精神的苦痛は極めて重大。自動車を運転するという不可欠な役割を担い、報酬目的という動機に酌量の余地はない」と指摘。検察側の求刑は「同種事案と比べても重きに過ぎる」とした上で「自ら進んで犯行を打ち明け、反省の態度を示している」と述べた。

起訴状などによると、伊藤被告は主導役の男ら2人と共謀し、5月26日夕、浜松市中区のフィットネスクラブ駐車場から看護師の内山茉由子さん(当時29)を乗用車ごと拉致。静岡市内などを走行して27日未明に浜松市に戻るまで、監禁したとしている。

共謀した2人は新潟県長岡市出身で6月に自殺した男(当時39)と、名古屋市天白区の鈴木充被告(43)=死体遺棄罪などで公判中。男が拉致を主導したとされ、両被告はインターネット掲示板の男の投稿を通じて知り合ったという。

遺体は6月9日、藤枝市の山林の土中から見つかった。両被告は殺人容疑でも再逮捕されたが、静岡地検は不起訴処分とした。

〔共同〕

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