2019年6月20日(木)

租税回避地対策逃れで3.5億円申告漏れ 静岡の部品会社

2018/12/20 11:01
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静岡県小山町のプラスチック部品製造会社「吉田製作所」が名古屋国税局の税務調査を受け、2017年8月期までの4年間で約3億5千万円の申告漏れを指摘されていたことが20日、関係者への取材で分かった。タックスヘイブン(租税回避地)対策税制の適用を免れるため、海外子会社の決算書を改ざんしていたとみられる。

重加算税を含む追徴税額は約3900万円。同社は「指摘を受け入れ、すでに修正申告して納税した」と説明している。

関係者によると、香港にあった子会社が対策税制の対象外となるよう、子会社の決算書を改ざん。日本の本社に合算すべき所得を申告しなかったとみられる。

租税回避地の子会社は、グループ会社との取引分が売り上げの5割を超えると対策税制が適用される。吉田製作所の子会社は孫会社との取引が55%あったが、5割未満となるよう装っていたもようだ。

吉田製作所はシートベルトの部品などを製造。資本金は1千万円で、17年8月期の売り上げは約25億円だった。

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