秘祭を継いだよそ者たち 和太鼓集団の25年
ヒトシズク

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2019/1/1 0:00
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日本経済新聞 電子版
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夕闇と肌を刺す冷気の中、鬼の姿をした神が現れると祭りの熱気は頂点に達した。かがり火に照らされた恐ろしげな赤い面。大まさかりを両手で構え、地面を踏みしめて舞うその姿を見つめながら、太鼓を打つ大脇聡(44)は「ようやくここまできた」と感慨を覚えていた。

山肌にまばらに人家がへばりつき、闇夜にシカの鳴き声が響く奥三河の山間部。愛知県東栄町の東薗目(ひがしそのめ)という小さな集落に大脇が足を踏み入れたの…

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