ブラジル産大豆 増産で安く 米産代替狙い作付け増
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大豆市場でブラジル産の取引価格に割安感が強まってきた。中国が米国産に関税を課して輸入を減らすなか、ブラジルの農家は代替需要を取り込もうと新穀の生産を増やし、作付けのペースを速めている。増産観測が強まるにつれ、中国の買いには一服感が出てきた。最大輸出国であるブラジルの増産と値下がりは、大豆の取引や相場に影響を及ぼしそうだ。
同国では輸出拠点のパラナグア港から積み出す際、穀物代金と別に国内輸送費や保管...
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