2019年9月22日(日)

囲碁・井山王座、七大タイトル43期の新記録 天元を防衛

囲碁・将棋
2018/12/19 17:44 (2018/12/19 19:45更新)
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囲碁で五冠を持つ井山裕太王座(29、棋聖・本因坊・天元・十段)の七大タイトル獲得数が通算43期となり、趙治勲名誉名人(62)の42期を上回って歴代最多となった。19日、徳島市で打たれた第44期天元戦五番勝負の第5局で、挑戦者の山下敬吾九段(40)に188手で白番中押し勝ちし、対戦成績3勝2敗で天元のタイトルを防衛。4年連続7期目の天元獲得となった。

天元防衛を果たし、対局を振り返る井山王座(19日、徳島市)

対局後、井山王座は「終わってホッとした。自分の力から見るとできすぎ。一つ一つ積み重ねた結果なので励みになる。タイトル失冠など厳しい一年だったが、フルセットになった王座戦、天元戦をものにできたのは大きい。世界戦は自分にとって大きな舞台なので、できる限り挑戦していきたい」と話した。

2002年に12歳でプロ入りした井山王座は、09年に20歳で初の七大タイトルとなる名人を史上最年少で奪取。2度の七冠独占を経て、わずか9年で新記録を打ち立てた。七大タイトル戦登場は52回で、敗退はわずか9回だけだ。

タイトル別の獲得数は13日に防衛したばかりの王座が6、棋聖6、名人6、本因坊7、天元7、碁聖6、十段5。タイトルによって持ち時間は異なるが、苦手棋戦がないのが特徴でもある。8つのタイトル戦がある将棋界では羽生善治竜王(48)の99期が最多だ。

趙名誉名人が42期に到達したのは50歳で、初獲得から30年余りかかった。趙名誉名人は「井山のようなすごいやつに追い越されるのは大変名誉」とコメントした。

七大タイトル以外の公式戦優勝を含むタイトル獲得数では井山王座が54で歴代4位につける。1位は趙名誉名人の74で、故坂田栄男二十三世本因坊の64、小林光一名誉棋聖(66)の60が続く。

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