トーンモバイル、子どもの見守り機能拡充

2018/12/19 14:57
保存
共有
印刷
その他

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)子会社で格安スマートフォン(スマホ)事業のトーンモバイル(東京・渋谷)は19日、子どもの見守りやアプリの利用制限機能を拡充すると発表した。スマホを取り巻く社会問題の解決を目的にした「スマホあんしんラボ」を開設し、安全機能開発や啓発活動を進めていく。

トーンモバイルのAI機能について説明する石田宏樹社長(19日、東京・渋谷)

全地球測位システム(GPS)で子どもの移動状態を把握し、通常と比べ異常な行動をとっていると判断すると親のスマホへ緊急アラートを通知する。ほかにも、親が自身の端末で子どもの各SNSの利用時間を決めると、子ども側の端末でアプリごとに制限をかけられる仕組みを開発し、テストする。

トーンモバイルは9月に単月黒字化を達成し、今後も子どもとシニア層にターゲットを絞って展開する。同社の石田宏樹社長は見守りの人工知能(AI)システムについても紹介した。SNSや電話などネット上の行動と、位置情報など日常行動を相互に学習しAIで分析していく。将来的には「この時間や場所でSNSや電話を利用するはずがない」と把握しアラート通知するといった機能も検討していくという。

同社はスマホの安全な利用を促すため、11月末にスマホあんしんラボを立ち上げた。情報セキュリティーの啓発活動に長く携わってきた工藤陽介氏が所長に就任し、教育機関や地方自治体に講習を実施している。記者会見に登壇した工藤氏は「ネットの中の子どもを守るだけでなく、日常生活の見守りを強化し災害対策などに貢献したい」と強調した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]