2019年1月19日(土)

操縦士に飲酒検査義務、国交省方針 濃度の基準値設定

社会
2018/12/19 11:10
保存
共有
印刷
その他

飲酒によりパイロットが乗務できない問題が相次いだことを受け、国土交通省が呼気1リットルあたり0.09ミリグラムとするアルコール濃度の基準値を導入する方向で検討していることが19日、分かった。乗務前に感知器を使った呼気検査を義務付け、基準値を上回れば乗務を禁じる方針。

19日午後に開かれる有識者検討会に案を示し、議論を踏まえて年内にもとりまとめる。

1リットルあたり0.09ミリグラムは車の酒気帯び運転よりも厳しい基準。国交省は0.01ミリグラム単位でアルコールを検出できる感知器を使った検査を求める方向で検討している。

国交省によると、乗務できなくなる呼気中のアルコール濃度について英国は1リットル当たり0.09ミリグラム、米国は同0.19ミリグラムを上限とする基準を設けている。日本では道路交通法で酒気帯び運転にあたる量を0.15ミリグラム以上と設定。同省は相次ぐ飲酒問題を受けて設置した有識者検討会で、諸外国の例などを参考に基準の導入を検討してきた。

現在は乗務前8時間以内の飲酒を禁止する通達はあるが、アルコール濃度の基準はなかった。

日経電子版が2月末まで無料!いつでもキャンセルOK!
お申し込みは1/31まで

保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報