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iPS細胞で脊髄損傷治療へ、慶大が研究計画を国に申請

iPS細胞を使って脊髄損傷の治療を目指す臨床研究で、慶応義塾大学は厚生労働省に計画の実施を申請した。年明けにも厚労省の専門部会で審議が始まり、認められれば2019年夏にも臨床研究が開始する。iPS細胞から作った細胞を人に投与する脊髄損傷の再生医療として世界初の臨床研究になる見通し。

研究を進めるのは岡野栄之教授と中村雅也教授らのチーム。11月27日に学内の審査委員会が計画を承認し、今月17日付で厚労省に申請した。

臨床研究の対象は、脊髄の損傷から2~4週間たつ「亜急性期」で、感覚が完全にまひした18歳以上の患者4人。京都大学iPS細胞研究所が備蓄する他人のiPS細胞を使い、神経のもとになる細胞を作る。1人あたり約200万個の細胞を損傷部位に移植する。

チームは移植した細胞の一部が定着し、神経細胞などとして機能するようになると期待する。患者は移植後もリハビリをして、運動機能の改善を目指す。1年かけて安全性などを確かめる。

脊髄損傷は、脳から背骨の中を通る神経が傷つき、運動や感覚の機能が失われる。国内では10万人以上の患者がいるとされる。慢性化すると大きな回復は難しく、根本的な治療法はまだない。

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