2019年1月16日(水)

NY原油、大幅続落 46ドル台に 米ロの供給増で

北米
2018/12/19 5:12
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【ニューヨーク=関根沙羅】18日の米原油先物市場で、指標となるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート、期近物)が大幅続落した。終値は前日比3.64ドル(7.3%)安の1バレル46.24ドルで、2017年8月以来の安値水準。世界景気の減速が懸念されるなか、米国とロシアによる原油供給量増加を受け、需給が緩むとの観測が相場に下落圧力をかけた。

米エネルギー情報局(EIA)は17日の掘削生産性リポートで、今月の米国のシェールオイルの1日の生産量が803万バレルと過去最高水準に達し、来年1月も今月を上回る水準になる見通しと発表した。また、ロイター通信が、ロシアの12月の生産量が過去最高に達する可能性が高いと報じたことも供給過剰の懸念を強めた。前日の終値で心理的な節目とされていた50ドルを下回ったことも売りの加速につながった。

主要産油国は来年から協調減産を実施する見通しだが、世界景気の減速によって原油の需要が落ち込むとの見方が根強い。英キャピタル・エコノミクスの主席コモディティーエコノミスト、キャロライン・ベイン氏は、協調減産によって来年前半は原油市場の需給が均衡に近づくが、中国や米国の景気減速による需要減退によって「年後半には供給過剰に転じ、原油価格も下落する」とみている。

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