ゼットエー、LINEで同時翻訳 チャットボット買収

2018/12/18 22:00
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海外での語学教育事業などを手がけるゼットエー(千葉県市原市)は無料対話アプリ「LINE(ライン)」上でメッセージを多言語に翻訳するチャットボット(自動応答システム)事業をINJUS(東京・港)から買収した。買収額は非公表。ゼットエーが収益の柱に育てている翻訳事業の強化につなげる。

INJUSが開発したのはLINEで使える同時翻訳チャットボット「Translater」で、買収後「TO・RA・RE(トラレ)」に名称を変更した。複数人で会話する「グループトーク」にトラレを追加すると、発言が自動で翻訳される。同時に複数の言語に翻訳できるのが特徴で、100カ国語以上に対応可能。無料で使用できる。

トラレは長い文章や専門的な内容は正確に訳せない場合がある。ゼットエーが手がける有料の人力翻訳サービスサイトにLINE内から接続できるようにし、利用につなげたい考えだ。同社の海外留学プログラムも紹介。将来的には飲食店などのクーポンを配布し、広告収入につなげる。

初年度は新たに1万2000人のアカウント登録を見込み、広告収入などで売上高1億5000万円を目指す。

ゼットエーは15年にフィリピン・セブ島の大学構内に英語学校を開校し、語学教育事業に参入。18年8月にはオンラインでの人力翻訳サービスを買収し、翻訳事業に乗り出した。

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