長野県は18日、あらゆるモノがネットにつながるIoTに関わる県内企業の新事業創出に向けた組織「IoTデバイス事業化・開発センター」の本格的な活動開始に合わせたシンポジウムを開いた。同センターは企業のIoT導入を戦略策定や資金調達などの面で支援する。2019年度以降、具体的な事業に取りかかる。
ソニーなど出身で県工業技術総合センターのIoT事業化プロデューサーを務める相馬功氏が事業概要を説明した。19年度から企業の技術戦略の策定や商品企画、公的補助金の獲得方法などについて指南する。
シンポジウムでは、VAIO(安曇野市)や小松精機工作所(諏訪市)なども先端事業の説明をした。