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股関節の折りたたみ、効率いいフォームの土台に
ランニングインストラクター 斉藤太郎

(3/3ページ)
2018/12/22 6:30
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股関節を折りたためない人は肩を力ませ、手先だけを遠くへ伸ばすようなカチカチのスタイルに陥ります。呼吸を止めてしまう人もいます。前面を伸縮できない、裏側もがちがち。このことが、股関節を折りたためないフォームに反映されてしまうのです。サイドブレーキを引いた状態でアクセルを踏むような無駄遣いです。

寒くなると増えてきますが、かつて座骨神経痛と呼んだ「梨状筋症候群」を患うランナーの多くは股関節を折りたためずに走っていて、背面、でん部の下にある小さな筋肉が凝り固まり、神経を圧迫することで鈍痛を誘発します。1年の締めくくりにご自身の走りを省みて、マラソンシーズン後半戦につなげてみてください。

さいとう・たろう 1974年生まれ。国学院久我山高―早大。リクルートRCコーチ時代にシドニー五輪代表選手を指導。2002年からNPO法人ニッポンランナーズ(千葉県佐倉市)ヘッドコーチ。走り方、歩き方、ストレッチ法など体の動きのツボを押さえたうえでの指導に定評がある。300人を超える会員を指導するかたわら、国際サッカー連盟(FIFA)ランニングインストラクターとして、各国のレフェリーにも走り方を講習している。「骨盤、肩甲骨、姿勢」の3要素を重視しており、その頭の文字をとった「こけし走り」を提唱。著書に「こけし走り」(池田書店)、「42.195キロ トレーニング編」(フリースペース)、「みんなのマラソン練習365」(ベースボール・マガジン社)、「ランニングと栄養の科学」(新星出版社)など。

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