2019年4月20日(土)

習氏「覇権主義に反対」米をけん制 改革開放40年演説

習政権
2018/12/18 13:09
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【北京=原田逸策】中国の改革開放が始まって18日で40年が過ぎた。習近平(シー・ジンピン)国家主席は同日の記念式典での演説で「改革開放は中国と中国人民、中国共産党の姿を変えた。中国人は豊かになることから強くなることへの偉大な飛躍を迎えた」と述べた。「開放を堅持しなければならない」とも語り、今後も市場開放を進める方針を示した。

習氏は演説で「過去40年に国内総生産(GDP)は平均9.5%成長し、世界平均の2.9%を上回った」と語り、改革開放の成果を誇った。「40年の成果は天から降ってきたものではなく、党と国民の勤労と知恵と勇気でなし遂げたものだ」と述べた。

中国と貿易摩擦を繰り広げる米国を念頭に「覇権主義や強権政治に明確に反対する」と強調した。中国が国際秩序の「擁護者」であると訴え、保護主義的な通商政策を進めるトランプ米政権をけん制した。

中国共産党は1978年12月18日に始まった第11期中央委員会第3回全体会議(11期3中全会)で改革開放を決めた。国を開いて海外の技術や資本を取り込む改革開放により、中国のGDPは220倍に急増、世界第2位の経済大国になった。

習氏は「共産党があらゆるものへの指導を強めることを堅持する」と述べ、改革開放の成功は党の指導が一因との見方を示した。

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