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ガス多量、広範囲に爆風か スプレー缶から充満

札幌市豊平区で16日夜に起きた爆発事故で、爆風が広範囲に及び、約100メートル先の建物まで被害が出たことが17日、関係者への取材で分かった。捜査関係者によると、現場の建物に入居する不動産仲介の男性従業員が店内に100本以上あった消臭剤のスプレー缶のガス抜き作業後、爆発が起きたとみられる。北海道警は充満した多量のガスに引火したとみて調べている。

爆発のあった札幌市豊平区の現場(17日、共同通信社ヘリから)=共同

当初、従業員がスプレー缶に穴を開けたとの話があったが、否定する情報もあり、道警は関係者から詳しく事情を聴くとともに、現場で押収したスプレー缶を調べている。

市消防局によると、爆発があった建物は木造2階建てで、延べ357平方メートルを全焼した。倒壊したり、爆風で建物の窓ガラスが割れたりするなどの被害は28棟に上り、少なくとも約100メートル先まで及んでいた。道警と市消防局は17日午後も現場検証をした。

現場の建物に入居していた不動産仲介の店舗を運営する「アパマンショップリーシング北海道」によると、取り扱う物件の消臭でスプレーを使うことがある。店舗は近く改装を予定していた。捜査関係者によると、男性従業員は「廃棄処理をしていて、(ガスを)放出した」と話しているという。

店で使われていた消臭剤を販売する静岡市の会社によると、スプレーは1缶200ミリリットル入り。内容物の原材料メーカーは17日夜、可燃性のジメチルエーテルを使用していたと明らかにした。

また、総務省消防庁の職員も17日夕、現地に入った。18日から原因を本格的に調べる。

爆発は16日午後8時半ごろ発生。1歳から60代の計42人がけがをした。内訳は男性19人、女性23人で、うち不動産店の男性従業員(33)が重傷を負った。建物には不動産仲介や居酒屋、整骨院が入居していた。〔共同〕

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