マンホールカードに「ちびまる子ちゃん」 静岡市
静岡市は人気キャラクター「ちびまる子ちゃん」デザインのマンホール蓋の写真や解説を載せた「マンホールカード」の配布を始めた。最初の3日間だけで初回発行数の半分近くを配布するほどの人気を見せており、当初は1万円以上で転売されるケースも見られた。

マンホールカードは国や地方自治体、下水道関連企業などが参加する下水道広報プラットホームが企画。2016年から現在までに407自治体が計478種類を制作している。
8月に死去した「ちびまる子ちゃん」の作者さくらももこさんは、自らデザインしたマンホールの蓋を市に寄贈した。これをもとに市はマンホールカードを1万4000枚作り、14~16日の3日間で6337枚を配布した。
マンホールカードは基本的に現地に出向かないと入手できないため、希少性が高い。本来は無料だが、フリーマーケットアプリのメルカリでは現在おおむね千数百円で取引されている。