神奈川県、石灰石原料の事務用品導入
神奈川県はプラスチックや紙の代替品として、県庁内の資料や事務用品に石灰石を使った製品を導入する。17日、同製品を製造するスタートアップ企業、TBM(東京・中央)と連携すると発表した。プラスチックゴミの削減などにつなげる。

導入するのは「LIMEX(ライメックス)」と呼ぶ素材を使った製品。石灰石を使用するため、従来のプラスチック製品に比べ石油由来の樹脂の使用量を4割以下に抑えられるという。紙のような製品もつくれ、再利用も可能という。
黒岩祐治知事は同日の記者会見で「持続可能な開発目標(SDGs)の先駆けとなる商品だ」と強調した。